京都に出されていたまん延防止等重点措置が明けて最初の金曜の3月25日、京都市内の繁華街の様子を観察した。
京都府内のまん延防止等重点措置は約2カ月続き、3月22日に解除された。飲食店の利用時は少人数、短時間、会話時のマスク着用などが求められているが、飲食店の時短要請はない。
この日の20時ごろ、高瀬川沿いの桜が咲き始めた木屋町四条の飲食店もカップルや学生が待ち合わせで集まっており、少しずつ賑わいを取り戻しているようにも見えた。
京極三条のMOVIX京都(中京区)に映画を見に4人で連れ立っていた20代の女性は「冬に全く来なかったのでこの辺りを歩くのは久しぶり」と話す。「以前から店の入れ替わりが多いが、新しい店ができていたり、工事中になっていたりする店を多く見かけた。コロナのせいで余計に入れ替わりが激しいのでは」と驚きを見せていた。