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京都水族館で「チンアナゴの日」企画 生態紹介や40センチパン販売

チンアナゴの姿をモチーフにしたパン

チンアナゴの姿をモチーフにしたパン

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町)が11月5日から、「チンアナゴの日」にちなんだ企画を行う。

ケンカをし合うチンアナゴ

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 チンアナゴはウナギ目アナゴ科の海水魚。砂の中に細長い身体の半分ほどを砂の中に隠し、水の流れでゆらゆらと揺れる姿が特徴的。同館では約40匹のチンアナゴとニシキアナゴを飼育している。

 チンアナゴの日は同館と系列のすみだ水族館が2013(平成25)年、砂の中から体を出すチンアナゴの姿が「1」に似ていることから1が4つ並ぶ11月11日を日本記念日協会に申請して認定された。

 企画では、150インチの大型モニターで生態を紹介。見る機会が少ない全身を砂から出して水中を泳いだり、2匹が威嚇し合ったりする様子、うんちをする瞬間などの映像と共に飼育員が解説を行う。

 期間中は、チンアナゴとニシキアナゴをモチーフにした長さ40センチ超のパン(1個=590円、2個=1,111円)を販売。チンアナゴの黒い斑点をココアクッキーで、ニシキアナゴのしま模様はオレンジ風味のパンとマシュマロフォンダンで再現した。水の流れに乗ってプランクトンを食べるため同じ方を向く生態から、2匹は同じ向きでデザインしたという。このほか、館内のカフェではチンアナゴとニシキアナゴが巣穴から体を出している様子を再現したパフェ(690円)を提供する。

 広報担当者の松本亜季さんは「当館でも人気のチンアナゴの企画だが、今年は見た目にも楽しいフードメニューを増やしている。梅小路公園も紅葉が進みお出掛けにもいい季節になってきているので足を運んでもらえたら」と話す。

 開館時間は10~18時(一部の土曜・日曜・祝日などは20時)。入場受付は閉館1時間前まで。入館料は大人=2,200円、高校生=1,700円、小中学生=1,100円、幼児=700円ほか。11月30日まで。

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