四条繁栄会商店街(京都市下京区)のアーケードに現在、祇園祭の巨大な「厄除けちまき」の装飾が施されている。
「厄除けちまき」は、祇園祭の縁起物の一つ。無病息災、疫病や災難避けのお札として各山鉾町が授与し、玄関先に掲げられる。
巨大なちまきの大きさは約2メートルで、同商店街内に長刀鉾町があることから長刀鉾のちまきと同じデザイン。「蘇民将来之子孫也」の札が付くのも同じ。新型コロナウイルス感染症の退散を祈願して企画され、八坂神社の祈祷を受けた。
ちまきは、烏丸通・麩屋町通・木屋町通付近の各南北2カ所・、全6カ所に、八坂神社のある東側に正面を向く形で屋根からつ吊り下げられた。裏側に同商店街のURLにつながるQRコードが記載されている。
掲出は6月30日まで(予定)。