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令和最初の「京まふ」 京都アニメーションへ募金やエールも

開会宣言の様子

開会宣言の様子

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 今年で8回目となる「京都国際マンガアニメフェア」が9月21日・22日、「みやこめっせ」(京都市左京区)で開かれた。

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 オープニングイベントでは京まふに寄せられた「今度は私たちが京アニを応援したい」というメッセージを紹介。7月18日に起こったアニメ制作会社「京都アニメーション」の放火事件の被害者を悼み、壇上の関係者や観客が黙とう祷をささ捧げた。

 会場3階には京都アニメーションに向けにメッセージが書けるボードが用意されたほか、募金箱が設置され、多くの人が京アニ作品のキャラクターイラストを描いたり「アニメは平和だ」「新作映画見ました」といったメッセージを残したり、募金に協力していた。

 大阪でフリーアニメーターをする島亜里沙さんは「私のようなフリーで仕事をしている方も被害に遭ったと聞き、2日ほど動けなかったが、新海誠監督がテレビで言った『私たちはひるまずに描き続けたい』という言葉に共感した。京アニが復活することを信じてエールを送りたい」と話していた。

 京都国際マンガアニメフェアでは、2日間にわたり、アニメ制作会社や出版社のブースが並び、会場限定のグッズ、京都の伝統工芸と作品がコラボした商品の販売がされたほか、声優らによるステージや、クリエーター向けのセミナーなども開催された。京都国際マンガミュージアムや、今年初めて「特別会場」となった東映太秦映画村でも関連企画が行われた。

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