パフォーマンスグループ「KYOTO SAMURAI BOYS」が、9月17日、十二十二(トニトニ・京都市左京区)の専用劇場で公演を開始した。
マンガやゲームを原作とした舞台、いわゆる「2.5次元」を手掛けることで知られるネルケプランニングが主宰する同グループ。オーディションから選ばれた18人が、植木豪さん(PaniCrew)が構成・演出を手掛ける作品「KYOTO SAMURAI BOYS」を公演する。
作品は海外からの旅行者でも楽しめるように言葉を使わないノンバーバルで展開。プロジェクションマッピングやレーザービームを駆使した舞台で、ダンスや殺陣(たて)、ライブなどさまざまな要素を盛り込む。
ゲネプロの前に行われた会見では、植木さんは「1人1人の個性を考えながら作った。一度見ただけでは分からない部分もあるので、何度も見にきてもらえたら」と話す。ネルケ会長の松田誠さんは「海外の方が『京都に侍がいたよ』と言われるようなグループになろうと一致団結した。役者のそれぞれの強い個性が集まったので愛してもらえたら」と話す。
広島から観劇した石井寿美礼さんは「2.5次元とはまた違う演出や、客席とも距離が近かったり、撮影ができる時間が設けられたりしているのがうれしかった。推しの俳優さんが出演する回を狙ってまた参加したい」と話していた。
上演時間は約40分。公演時間や休演日はホームページで発表する。料金は、一般=3,800円、サイドチケット=3,000円ほか。チケットはローソンチケット・LINEチケットで取り扱う。