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清水寺で早朝から始まるアート展 小説家の原田マハさん手掛ける

早朝の清水寺「西門」

早朝の清水寺「西門」

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 清水寺で現在、「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が行われている。

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 日本初開催となるICOM(国際博物館会議)が京都で行われることを記念したもので、日本と世界のアーティストとの関わりをテーマに、小説家の原田マハさんが初めて手掛けた。

 会場は清水寺の成就院や経堂を中心とした4カ所。通常非公開で小堀遠州の作庭といわれる成就院では、縁側に三嶋りつ恵さんの「光の目」が設置され朝早くから多くの人が畳に座りながら、朝日を浴びて咲くスイレンの花と作品を楽しんでいた。

 茶室の床の間には宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の直筆の原稿や、森村泰昌さんがゴッホのひまわりに自分の顔が入った掛け軸「ちいさなひまわり」を飾る。風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)と呼ばれる、二曲の小さな屏風に投影される映画「エゴ・シンポシオン/ゴッホ」(2017年)の上映は、会場が狭いため先着で整理券を配布する。

 経堂ではゲルハルト・リヒターさんの「8枚のガラス板」を展示。アーティストの好意で、リヒターさんの絵画を映像化し、作曲家のレベッカ・サンダースさんが楽曲を提供した映像作品を13時30分と16時30分に上映する。

 開催時間は7時~18時(最終入場は17時まで)。入場料は、大人=1,800円、小学生以下無料。チケット申し込みは公式サイトで受け付ける。9月8日まで。

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