二条城で9月7日から9日まで国際的なアートフェア「artKYOTO」が行われた。
東京で年に1度一度開催されている「アートフェア東京」の関係者らが京都の美術関係者に声を掛け、二条城を会場に行われた同イベント。
今回は京都のギャラリーや古美術商から11店、海外から3店を含む31店が出展した。会場は二条城の「東南隅櫓(すみやぐら)」、「台所」と「御清所(おきよどころ)」など。二条城の中をホワイトキューブやブラックキューブなどにして、作品を展示したり商談スペースを設けたりするなどいつもの二条城とは違った雰囲気となっていた。
地元京都の日本美術を主に扱う「思文閣」(左京区)は、障子を開けて自然光を取り入れて作品を展示。建築家と作ったという絵が空中に浮いているように見えるアルミのイーゼルは初お披露目だという。同社執行役員の丸山容子さんは「二条城という歴史的な建造物とも合っている」と話す。
6日の内覧会では、Mr Doodle(ミスター・ドゥードゥル)さんが、黒いマジックペンフェルトペンで作品を一気に描き上げるライブパフォーマンスを披露し、多くの注目を集めていた。