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京都で英語の「音声交換日記」サービス LINE利用、「伝わる」英語目指す

「TALK 2 ME(私に話し掛けて!)」と書かれたオリジナルのバッグを持つ加瀬弘子さん

「TALK 2 ME(私に話し掛けて!)」と書かれたオリジナルのバッグを持つ加瀬弘子さん

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 加瀬弘子さんが主宰する英語教室「ROOM English」が現在、昨年冬に始めた音声のやりとりで英語を学ぶ「音声交換日記」の生徒を募集している。

音声交換日記のイメージ

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 LINEアプリを使用する同サービスは、利用者が「I got up at 6:30. I watched TV.」など、1日2文を録音して送ると、翌日中(曜日により翌々日)に、文法の間違いを直し、表現や発音などをアドバイスした加瀬さんの音声が戻ってくる仕組み。発音を聞きたい人や、話す内容に悩む人には、課題と例文が週1回のペースで3カ月届く「入門クラス」もある。

 サービス開始のきっかけは加瀬さん自身の体験が元にあるという。加瀬さんが中国にいる友人に勉強した中国語を送ったところ、褒められたり直されたりした体験が楽しく「これは英語でも楽しく続けられる」と思いついたという。

 利用者は中学生から70歳代と幅広く、受講目的も海外旅行や仕事で英語を使うなどさまざま。利用者の中にはアメリカに移住を果たした人もいる。「返事があるので続けられる」「英語を口にする恥ずかしさが薄らいだ」と好評だという。

 加瀬さんは、「通じる英語」を使うことで、英語で話をして、知見を広げたり異文化を感じたりしてほしいという思いがあるという。「私も、英語を使うことで仕事の幅が広がったり、友達や恋人ができたりその人を訪ねに旅行に行ったり逆に日本を案内したり、世界がとても広くなった。受講している人にもぜひその楽しさを味わってほしい」と話す。

 「国際交流は海外に行くことだけではない」と加瀬さん。「京都には今、海外からの多くの観光客が来ている。彼らが困っているときに話し掛けてあげると、文化や習慣の違いから自国の文化も理解できるなど発見がある。考え方や行動が変わるはじめの一歩として、まずは私とやりとりをしてもらえたら」と受講を呼び掛かける。

 受講料は、初級=8,000円、中級=1万500円、上級=1万2,500円。「つぼみ(入門)」クラス(10月開講)は12週間(3カ月)で2万1,000円。

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