「ハードロックカフェ京都」(京都市東山区新橋通大和大路東入元吉町)が7月12日、オープンする。
世界的なミュージシャンの衣装やギターや曲が掛かった店で、アメリカの家庭料理を提供するハードロックカフェ。日本では東京や横浜、大阪、福岡に原則「1都市1店舗」で展開しており、9店舗目となる。
白川に架かる「巽橋」のそばで、古い町家が並ぶ祇園白川エリアの飲食店を改装。地上2階建て。1階はグッズを中心に扱い、2階がレストランとなっている。1階=26席、2階=56席で、総席数は82席。
店内には、歌手テイラー・スイフトさんの衣装やロックバンド「ボン・ジョヴィ」元ギターのリッチー・サンボラのサイン入りギターなども展示する。
メニューは定番のハンバーガーなど各店共通のものに加え、「味噌(みそ)わさびバーガー」(2,354円)、京野菜や漬け物のお寿司「ベジタブルロール」(1,490円)など4品の限定メニューを提供する。
グッズは「KYOTO」の文字が入ったグラスやキャップ、ピンバッジを用意するほか、永楽屋とコラボした手拭いや宮脇賣扇庵(中京区)が手掛けた扇子、井助商店(下京区)の漆の豆皿など老舗店とコラボしたグッズも販売する。
運営会社のWDIJAPANマーケティング部部長の内田明生さんは「京都出店は、日本の都市として本部からの要請もあった。京都には欧米の旅行客も多く、当店の利用も多くなるのではないか」と話す。
広報担当の逆瀬川豊さんは「今後、地元に根付き、愛される店になれば。今後はイベントなどでも盛り上げていきたい」と話す。
営業時間は11時~23時。