ジョン・ラスキンについて学ぶ講座が、コワーキングスペース「Impact Hub Kyoto」(京都市上京区油小路中立売西入る甲斐守町、TEL 075-417-0115)で6月17日、行われる。
19世紀産業革命時のイギリスの社会思想家・評論家、ジョン・ラスキンの生誕200周年を記念して行われているイベントの6回目となる同イベント。
ゲストは、京都大学大学院総合生存学館 特定教授で、アーティストとしてもデジタル作品を手掛ける土佐尚子さんと4月のトークにも参加した文化庁地域文化創生本部主任研究官の佐々木雅幸さん。
当日は、感情や意識、物語、民族性といった人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化をデジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を基礎に作られた土佐さんの作品の紹介や、10月に行われる生誕200周年のシンポジウムに向けて、ラスキンの思想を現代に生かす術をテーマに展開する。
開催時間は19時~21時30分。参加費は、一般=2,000円(茶菓子付き)。申し込みはホームページで受け付ける。定員に達した段階で申し込みは締め切る。