西京極球場から平安神宮までを走る「京都マラソン2019」で大会新記録が出た。
大会新記録は千葉県から参加した丸山竜也さんが出した2時間16分27秒。丸山さんは「優勝はできると思っていたが大会新記録が出せるとは思っていなかった」と驚きつつも「京都で走れてよかった」と喜びを語った。
ips細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も京都マラソン応援大使としてフルマラソンに参加。3時間24分42秒で自己新記録を更新した。
山中教授は「いやー、きつかった。3時間20分位を目指していたがマラソンは甘くない」と振り返った上で「いよいよips細胞も臨床段階へ正念場。研究も着実に一歩ずつ焦らずに進めていきたい」と話していた。
マラソンとペア駅伝、車いす競技を合わせ1万6723人か参加したほかボランティア約1万5000人が大会を支えた。