ハートピア京都(京都市中京区烏丸通丸太町下る東側町、TEL 075-222-0874)で3月2日、映画「カレーライスを一から作る」を上映する。主催は京都映画センター(京都市中京区)。
映画は冒険家で医師の関野吉晴さんと武蔵野美術大学の課外ゼミの学生が9カ月掛けてカレーライスを一から作るまでを追ったドキュメンタリー。野菜や米に限らず鶏やスパイス、塩、食器やスプーンまでを作る中で、悪戦苦闘したり家畜に愛着が湧いてしまい殺すべきか葛藤したりするメンバーの姿を描く。
上映後は元会社員で現役猟師の林利栄子さんを招き、講演「命をいただくということ」を開く。狩猟活動や、そこで感じた命の重さなどをテーマにトークを展開する。
京都映画センターの宇都宮信人さんは「人が生きるためにはほかの命を食べないといけないが、命を食べるという行為はどういうことか、映画だけでなく、林さんの講演を通じてより深く考える機会になるのでは」と話す。
上映は10時30分、14時。料金は、前売り=1,300円、当日=1,500円。申し込みはローソンチケットまたは、京都映画センター(TEL 075-256-1707)まで。