京都市内の博物館や美術館4館で、「京都謎解きミュージアム巡り」が1月17日から行われる。
世界中からさまざまな分野のミュージアムの専門家が集まる「国際博物館会議(ICOM=アイコム)」が今年9月に行われることにちなみ行われる同イベント。
会場となるのは漢字ミュージアム(東山区)、京都芸術センター、京都国際マンガミュージアム(以上中京区)、京都市学校歴史博物館(下京区)。今年は町衆が資金を出し合って作った「番組小学校」創設150周年に当たることから、番組小学校跡地のミュージアムで開催する。
ブラウザゲームのURLと「謎カード」の入った「謎キット」を購入することで参加できる仕組み。謎はストーリー仕立てで、声優がキャラクターの声を担当。出題や回答、ヒントもスマートフォンで完結する。コンテンツ制作を手掛けた「謎解きタウン」を主宰するDAS(横浜市中区)の小川真輔社長は「どんな人にも楽しめるようにと、謎解き初心者でも楽しめる設計になっている」と話す。
15日には漢字ミュージアムで、陰陽師見習いのしずくの友人「あきこ」を演じた声優の森嶋優花さんが、この日のために用意された謎に挑戦。森嶋さんは「友達同士で悩みながら進めると盛り上がるのでは。謎解きを通して京都の魅力や歴史について発見があるのでぜひ挑戦してほしい」と呼びかけた。
ゲームキットは、一般=2,500円、中高生=1,600円(4館の入館料を含む)。京都市の観光案内所やセブンチケットで販売する(前売り券はセブンチケットのみ)。3月17日まで。休館日は各館により異なる。