丸太町から四条にかけての鴨川河川敷で12月23日、「サンタマラソン」が行われた。主催は「サンタクロースになろう会」。
約60人ものボランティアが夏前から準備を進めてきた同イベント。ランナーとして参加した人がボランティアとして企画をしたり当日の整理をしたりと手作りのイベントとして今年の17回目が最後の開催となった。
この日は、天候にも恵まれ、サンタやトナカイに扮(ふん)したおよそ170人が日差しを浴びながら鴨川の河川敷片道およそ1キロのコースを90分間走った。
ランナーは握手をする、アコーディオンやギターを演奏するサンタと一緒に歌を歌うといったミッションも用意されたほか、ゴールでは70歳代のベテランサンタ4人に花道を作るサプライズが行われた。最後は「メリークリスマス」と全員で声を出して締めくくった。
同会の代表でサンタマラソンを支えてきた若山正治さんは「平成も終わるので、新しいことを進めていきたいという思いで一度幕を下ろすことにした。本当にこれまで多くの方に支えていただいたものを大事にして次に進みたい」と話していた。