清水寺(京都市東山区)奥の院で12月12日、2018年の「今年の漢字」として「災」が発表された。
選ばれた理由は、今年は各地で地震や台風、豪雨、猛暑などさまざまな災害が発生したこと。なお、この字は、大型台風が毎週のように日本列島上陸し、新潟中越地震が発生した2004年ぶり2度目となる。
2位以下は「平」「終」「風」といった漢字が続いた。
「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会(京都市東山区)が1995年に始めたもので、今年で24回目。ウェブ投票や図書館などに設置された投票箱で募集を行い、一番多かった漢字を「今年の漢字」として森清範貫主の揮毫(きごう)で発表している。
貫主が揮毫した和紙は今月21日まで同寺本堂で展示する。