平安神宮の境内にある文化商業施設「十二十二(トニトニ)」にできた秋元康さんプロデュースの劇場「京都SUSHI劇場」で11月18日、オープニングイベントが行われた。
劇場は226席で4エリアに分けられている。秋元さんが京都造形芸術大学の副学長になるなど京都に来る機会が多かったことをきっかけに、京都で文化が発信できるような場所を探している中で、施設側から声を掛けたという。
秋元さんは「ブルーマンの公演を見てから、小さな劇場からナンバーワンにまで成長させていくものを作りたいという思いがあった。京都から発信をしていきたいという思いがあった。AKB劇場も観客7人からのスタート。見てくれたお客さんの反応を大事に、少しずつ大きくなっていきたい」と話す。
演目はノンバーバル(言葉に頼らない)エンターテインメントショー「寿司(すし)は別腹」。約1000人が集まったオーディションを勝ち抜いた38人のメンバーが「イカ組」「タコ組」の2チームに分かれて、サラリーマンや忍者、戦隊ヒーローなどをモチーフにしたパフォーマンスを繰り広げる。
当面は月曜休館で1日1回公演。今後は毎日公演、土曜・日曜・祝日は1日3公演に増やしていく予定という。