ブラックサンダーで知られる有楽製菓(東京都小平市)は、11月1日から京都駅や嵐山、清水寺近辺の土産物店で「京都ブラックサンダー」を販売する。
商品は「京都銘菓 おたべ」で知られる美十(京都市南区)が監修を担当。北海道、東京、愛知県豊橋エリアの生産拠点以外でブラックサンダーの土産品を展開するのは今年6月の「白いブラックサンダー 沖縄出張中」に次いで2カ所目となる。
商品は、抹茶香料を使わず宇治抹茶粉末と煎茶粉末を配合して抹茶の風味を出したほか、煎茶粉末を使うことで抹茶の後味の苦さをまろやかにして、幅広い年代に食べやすいよう調整したという。
同社マーケティング部の内藤瑠美さんは「ブラックサンダーの『ザクザク食感』と宇治抹茶のコラボレーションがかなり衝撃的でおいしいマッチングなので『応仁の乱以来の衝撃』と表現した。京都は抹茶のお菓子があるとは思うが、お土産や自分用にも試していただければ」と話す。
ブラックサンダーは1994年に発売されたココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングした菓子で、累計200種類以上(パッケージリニューアルも含む)のシリーズを展開している。
8袋入り=648円、14袋入り=1,080円。12月から大阪エリアに拡大する。