二条城(中京区)で10月9日、「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」の掲載店の発表が行われた。
ミシュランガイド日本版は2008年に東京版から始まった。文化財建造物での京都・大阪版発表は2009年の建仁寺で発表した初回以来、2回目となる。
日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は「京都や大阪はミシュランガイドの評価基準の一つ『常に安定した料理全体の一貫性』が高いのが両都市の強み。10年続けてセレクションを発表できたことがうれしい」とあいさつした。
10年連続三つ星の評価を維持したのは京都の「菊乃井 本店」(東山区)「吉兆 嵐山本店」(右京区)「瓢亭(ひょうてい)」(左京区)の3店で、記念にペリニオ社長から赤いエプロンをしたミシュランマンの人形が贈呈された。
同書は日本で19番目の都市、鳥取県内の98軒(飲食店・レストランと宿泊施設)の特別版を追加している。
発売は10月12日。3,240円。