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京都で東山魁夷展始まる 唐招提寺の障壁画再現展示も

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 京都国立近代美術館(京都市左京区)で8月28日、東山魁夷展が始まった。

円山公園の桜を描いた「花明り」

 生誕110年を記念して東京展に次いで行われる同展。1947(昭和22)年から絶筆の「夕星」1999年までに制作された64件を展示する。代表作「残照」「道」「緑響く」のほか、唐招提寺(とうしょうだいじ)に奉納したふすま絵や床の間の壁面全68面の再現展示も行われる。

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 第3章「古都を描く・京都」では、川端康成に失われつつある姿を描くよう勧めていたこともあって制作された「京洛四季」とそのスケッチや習作を展示。円山公園のしだれ桜や青蓮院のクスノキ、桂離宮(かつらりきゅう)の敷石など京都の各地を巡って描いた作品が集められた。

 展示を担当した小倉実子さんは「『東山ブルー』と言われる特徴的な『あお』は、文字通りの青色の群青(ぐんじょう)と緑色の緑青(ろくしょう)も含まれている。画家がドイツ留学から戻った際に群青と緑青が日本の景色だと言ったように、日本の『あお』に出合ってもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(金曜・土曜は21時まで)。月曜休館(9月17日・24日、10月8日は開館、各翌日は休館)。入館料は、一般=1,500円、大学生=1,100円、中高生=600円ほか。10月8日まで。

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