真宗大谷派東本願寺(京都市下京区烏丸通七条上る常葉町)の南東側の堀に現在、ハスの花が咲いている。
東本願寺の堀は、江戸期に4度の消失があったことを契機に明治期に設けられた防火用水。1950(昭和25)年に発生した京都駅の火災で消防ホースを引き込んで、水を調達した記録が残る。
昨年の同時期は、大きな花が次々と咲いたが、今年は花やつぼみの数も少ないように見える。それでも、9日に梅雨明けした強い日差しを受けながら濃いピンク色や白い色の花やつぼみが葉の間から姿を見せていた。
例年では、見頃は7月末ごろまで。