「京都デニム」(京都市下京区小稲荷町、TEL 075-352-1053)は現在、新アトリエの開設に向けクラウドファンディングで資金を募っている。
着物メーカーが立ち上げた同ブランド。着物に使われる友禅の技法を使ってデニム生地を染め、ジーンズを中心に小物などを販売する。
アトリエは染色体験や新商品の試作スペースとしての利用を想定。新たに壁紙や障子といった衣食住の「住」に関するプロダクトのショールームとしても活用する。場所は店のはす向かいで、現在改装工事が行われており、7月の中旬のオープンを目指す。
宮本和友店長は「京都デニムが考えている次の展開を知ってもらうことも含めてクラウドファンディングを選んだ。人が手で作るものの優しさや美しさを身にまとう特別な体験を身近に感じられる施設にしたい」と話す。
支援はクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で3,000円から受け付ける。支援に対し、5,000円の支援ではぬいぐるみの「でにぐま」や、9,800円の支援に対してはデニムのエプロンといったリターン(返礼品)を用意する。クラウドファンディングは7月19日まで。