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京都・新風館跡地に日本初エースホテル 隈研吾さんがデザイン

烏丸通側エントランス(イメージパース)

烏丸通側エントランス(イメージパース)

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 NTT都市開発(東京都千代田区)が京都メルパルク(京都市下京区)で4月6日、2016年に閉館した商業施設「新風館」の再開発計画を発表した。

工事が進む新風館跡地

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 計画では烏丸通側の旧京都中央電話局の建物を残し、東側に新たに地下2階・地上7階の建物を建設する。建物は隈研吾さんがデザイン監修。2019年末の開業を目指す。

 新築棟と烏丸御池駅は地下通路で直結させ、約20店の商業施設が並ぶ「パサージュ」を設ける。既存棟と新築棟の2階以上は、アメリカ・シアトル発の「エースホテル」が出店。

 ホテルの客室数は213室で、標準的な部屋の広さは約30平方メートル。エースホテルはホテル内にはレストランやバー、宴会場が入る。

 NTT都市開発の中川裕社長は「地域の人にも愛された『新風館』の『伝統と革新』というコンセプトを継承しながら、京都のランドマークとなるような開発になれば。烏丸通や三条通の活性化にも寄与したい」と話す。

 エースホテルのブラッド・ウィルソン社長は「西海岸と京都を融合させた『イーストミーツウェスト(東と西の出会い)』をテーマに、コミュニティーハブのような地元の人とさまざまな体験できる施設にしたい」と話す。

 隈研吾さんは「木組みや金網の交じったデザインで、周辺と既存の建物との調和させたデザインをしていきたい」と話す。

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