京都の桜の名所として知られる円山公園(京都市東山区円山町)の桜が間もなく満開となる。
同公園を管理する「京都市南部みどり管理事務所」は、ブルーシートを使用しないよう呼び掛け、今月26日に始まった同園のライトアップから花見用にゴザを用意する。
同公園事務所の鳥居一郎さんによると、ブルーシートで地面を覆うと空気を通さず桜の根によくないことや、景観も悪いことから、2013年から通気性の良いゴザを貸し出すようにしたという。ゴザは畳の業界団体から提供を受けている。
鳥居さんは「ほぼ満開に近く、今週末は多くの人出が見込まれる。場所を譲り合っていただいたりゴミを持ち帰っていただいたりと、お互い気持ちよく過ごせるようにルールとマナーを守って、桜を楽しんでもらえたら」とも。
ゴザの貸し出しは4月8日まで。