印刷・店頭販促物・デジタルコンテンツを手がける大平印刷(京都市下京区)は11月5日より、京都観光情報サイト「DigiStyle京都(デジスタイル)」をリニューアルオープンした。
「DigiStyle京都」は「京都ファン」をターゲット層に、京都のグルメや観光・イベントの情報、京都の歴史や文化を学べるコンテンツなど「旬の京都情報」を配信するウェブサイト。グループ企業である「宝ネットワークシステム」(下京区)が2001年より運営していたウェブサイトで、同社が創立50周年を迎えるにあたり記念事業として引き継がれた。
リニューアルでは、京都に関する情報の発信や交換の場として京都ファンのためのコミュニティサイト「はんなり小路」を新たに開設。コミュニティーで人気のあった情報を再編集し、公式コンテンツとして公開するなど、「みんなでつくる京都情報サイト」をコンセプトに展開を図る。「はんなり小路」は携帯サイトも開設し、携帯電話からのアクセスにも対応する。
「京都情報を配信するサイトは多いが、京都ファンが語るコミュニティサイトが少ないと感じ、立ち上げた」(同社)という。「将来的には『はんなり小路』が、京都の企業と京都ファンとのコミュニケーションの場となり、『DigiStyle京都』に新しい付加価値を生み出すことができれば」(同社)と話す。
観光シーズンである11月にスタートしたこともあり、「コミュニティ会員が想定以上に早く集まり、PVも右肩上がり」(同社)という。同社関係者は「DigiStyle京都では、京都の素晴らしさをもっとたくさん伝えていきたいと思っている。京都に来る多くの観光客は、京都在住の方からの『地元人が本音で語る情報』を求めているので、京都在住の方からの情報をいただけるとうれしい」と話している。