京都マラソンのゴールとなる「みやこめっせ」(京都市左京区)で2月16日、同大会参加ランナーへのゼッケン受け渡しが始まった。
2012年に始まった同大会は今年で7年目。西京極総合運動公園からみやこめっせまでの42.195キロ走破に挑む。ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授もリオデジャネイロパラリンピックの銀メダリストの道下美里選手とペア駅伝で参加する。
会場では、コース解説や、ウエアやサプリの販売のほか、福島県、宮城県、岩手県のマラソン大会へのランナー派遣事業をパネルで紹介。ランナーが思いを書き込むメッセージボードには英語や中国語、タイ語などで書かれたメッセージも見られた。フォトブースやフォーム診断のブースでは行列ができていた。
ランナーでなくても利用できる「おこしやす広場」では、ラーメンや唐揚げ、とんかつなどのメニューのほか「京寿司 いづう」や、スペインバルの「ベジョータ」、洋菓子の「マールブランシュ」なども出店。福島や宮城、岩手の県人会がそれぞれ、牛串、ずんだ餅、イカ焼きなど地元の特産品も販売する。
3回目の京都マラソン参加となる中村幸恵さんは「京都マラソンは唯一参加しているフルマラソン。歩かないようにして3時間台でゴールしたい」と話していた。
17日は森脇健児さん千葉真子さんのトークショー、谷口キヨコさんのラジオ番組の生放送が行われ、本田望結さん、岡崎体育さん、村上佳佑さん、Ms.OOJAさんが出演。ランナー感想祈願として日本酒で乾杯するセレモニーも行う。
開館時間は10時30分~19時30分。