みやこめっせ(京都市東山区)で2月9日、「NTT WEST COLLECTION KYOTO」が行われた。
NTT西日本が提供しているサービスや、新開発の技術を紹介する同イベント。今年はネットワークのセキュリティーや「働き方改革」をテーマにしたブースが並んだ。
セキュリティー対策コーナーでは、ネットワークの入口を「ゲートウェイセキュリティ」装置で防御し、不正アクセスやサーバー攻撃などを24時間365日監視するサポート体制仕組みを紹介。同社では異常が発生した時には電話やメールで知らせるサービスを展開しているという。この日は会場とサポートセンターを結び、遠隔サポートの実演も行った。
「働き方改革」コーナーには、クラウド型のウェブ会議サービス「Meeting Plaza」ブースを設置。パソコンやタブレットやスマートフォンなどを使って複数拠点を結んだり、エクセルなどのアプリケーションを共有できたりする機能を紹介した。NTTの支店間でも使われ、出張費を大幅に削減させたという。
多言語通訳サービスは、京都府ホテル生活衛生協同組合とWi-FiやICT環境の整備などに関する連携協定を結んだこともあり、海外からの旅行者のリクエストに応えるために導入する事例も出てきているという。会場では、タブレット端末を使って、実際に、大阪の英語対応のオペレーターが、旅行者役とフロント担当者役の間に入ってコミュニケーションを取るテレビ通訳でホテルのフロントで旅行者のリクエストを聞くというデモンストレーションも行われた。