紅茶店専門店「キトゥンカンパニー」(京都市下京区五条烏丸西入る上諏訪町、TEL 075-344-1591)で1月28日から、「猫毛祭りin京都2018」が行われる。
ブラッシングで集めた猫の毛をフェルト状にして作る手芸品を集めた同展。今年のテーマは「招き猫毛」。「猫毛フェルト12カ月」などの著作がある「猫毛フェルター」こと蔦谷香理さんが主宰する猫毛フェルトの教室の生徒作品を中心に十数点を展示する。作品に使われた猫の名前や性別などの紹介と写真も作品に添える。
初日には招き猫毛のワークショップを行い、完成した作品も展示する(仕上げを有料で任せることもできる)。遠方の人などは、猫の毛を両手のひら2つ分以上の猫毛を送ると招き猫毛に仕立てるオーダー(8,000円)も用意。こちらも辞退がなければ展示するという。
招き猫毛は「招き猫の寺」として知られる豪徳寺(東京都)の招き猫をモデルにして作り、口や爪は刺しゅうで表現する。ワークショップの参加費は5,000円(モデルとなる招き猫と材料費込み、猫毛を持っていない、少ない場合は要連絡)。期間中、「猫毛トリュフ」「猫顔マスコット」などの教室を開く。
2月10日には猫の形のマトリョミンの演奏会や、寄せられた招き猫のチャリティー入札などを行う「裏猫毛パーティー」を開催する。
蔦谷さんは「『招き猫毛』は猫毛フェルトの中でも難易度が高いので、生徒さんにとって上達が分かる集大成のような作品が集まる。大切にしている猫の毛で作る猫の作品への愛着はひとしお。猫毛フェルトの魅力が伝えられる機会になれば」と話す。
開催時間は11時~19時(2月10日はパーティーのため17時30分まで、2月12日は17時まで)。木曜定休。要1オーダー。教室やオーダーの申し込みはイベントページのフォームから受け付ける。2月12日まで。