京都シネマ(京都市下京区水銀屋町)で12月26日、現在上映中のアニメ映画「地下鉄に乗るっ」のキャストらの舞台あいさつが行われた。
映画は京都市営地下鉄の公式キャラクター「太秦萌(うずまさもえ)」を主人公に描いた11分のアニメーションで、市営地下鉄のアニメCMを担当した「魚雷映蔵」(住所)がクラウドファンディングで1,000万円以上を集めて制作した。
イベントで「魚雷映蔵」社長で同作プロデューサーの佐野リヨウタさんは「クラウドファンディングで多くの支援をいただき感謝している。ひとつの終着駅にたどり着けた」と話す。
太秦萌役の長谷川奈々さんは「これまでは数十秒のCMで声を当てていたが、物語になったので掛け合いは大事にした」と話す。
塚田悠衣さん(松賀咲役)は、「京都の景色が忠実に描かれているので、『聖地巡礼』に出掛けてみては」とコメント。谷掛未森さん(小野ミサ役)は、役名の由来になった小野駅と御陵(みささぎ)駅、ミサが利用する山科駅を回ったというエピソードを披露した。
最後にファンからの質問で好きな男子キャラクターを挙げたり、3月にイベント開催が決まったことなどが発表され、ファンからは歓声が上がった。
トークイベントは12月29日にも行うほか、期間中、ロビーでは原画展示を行う。
上映時間は、前半(12月23日~29日)=21時15分、後半(12月30日、1月2日~5日)=20時30分。チケットは500円。