京都駅東側エリアの崇仁学区で現在、屋台村プロジェクト「崇仁新町(すうじんしんまち)」の「町開き」に向けた準備が進んでいる。
京都市立芸術大学が同エリアに2023年に移転するのを機に、京都市の未利用地を工事前まで活用する同プロジェクト。運営は学区の自治連合会の理事や、まちづくり研究者らでつくる「渉成(しょうせい)楽市洛座」。
同団体は現在、店舗の建築を進めており、移動式の屋台は学生も製作に参加。最初のイベントは12月22日「はじまりはじまり」として、屋台を使い、同大の現役学生や卒業生の作品を集めたクリエーターマーケットを開催する。
同運営事務局長の小久保寧さんは「2万人ほどが現在は1000人規模になったエリアにコミュニティーを生み出そうと産官学で目標を共有している。来場者の皆さん全員に街開きの鏡割りをしていただくような、気を張らないゆるい企画も用意している。これから告知も始まるので楽しみにしてもらえたら」と話す。
イベントは今月25日まで。