梅小路公園内の「朱雀の庭」(京都市下京区観喜寺町)で11月16日、紅葉ライトアップの試験点灯が行われた。主催は京都市都市緑化協会(東山区)。
朱雀の庭は、1994年に整備された池泉回遊式庭園で、広さは約9000平方メートル。ライトアップではアカマツやカエデなど約150本が照らされ、池に紅葉が映り込む様子を楽しむことができる。
庭園の照明を担当する後藤綾平さんは「池の映り込みは、風の穏やかな晴れた日で空が暗いときがお薦め」と話す。「ここ2・3日の冷え込みで、滝のそばにあるカエデの紅葉が進んだ。これから黄色やオレンジのグラデーションの幅が出てくる。変化に合わせて照明も調整していく」とも。
ライトアップ点灯時間は17時~21時。入場料は、大人=400円、小学生=200円。12月3日まで。