岡崎公園(京都市左京区)で11月18日・19日「京野菜フェスティバル2017」が開催される。
京ブランド産品の試食や京野菜の販売、府内飲食店のブースが並ぶ同イベント。飲食店ブースはラーメン店5店のほか、イタリアン店「イル・ギオットーネ」、精肉店「モリタ屋」など計15店が出店。いずれもメインメニューに京野菜を含む2品以上の京都府内産品を使う。
日本酒のブースでは京都府のオリジナル酒米「祝」「京の輝き」を使った銘柄を用意。京都府農林水産部流通・ブランド戦略課の山川彰宏さんは「観光客の方にも京都ならではのお酒を味わってもらえたら」と話す。
同課は「カットした九条ネギや金時にんじんはあるか」という問い合わせを受けて、市場につないだという。山川さんは「農産物なので常にあるとは限らないが、どの時期にどれくらい流通しているのか知ってもらうなど、小さな積み上げを通じて需要拡大につなげたい」と話す。
18日は、久御山町の農家出身で元宝塚娘役の野々すみ花さんが野菜クイズを出題するほか、出店ブースが商品紹介をするステージイベントも行う。
山川さんは「京野菜の魅力は食べてもらっておいしさを知ってもらうのが一番。岡崎の周辺施設と共同でスタンプラリーを実施するので回遊しながら楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。