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京都水族館に111匹のチンアナゴ 捕食風景や泳ぐ姿を動画で紹介

詳しい生態は謎も多いチンアナゴ

詳しい生態は謎も多いチンアナゴ

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町、TEL 075-354-3130)で現在、企画展示「ちんあなごだらけの京都水族館2017」を行っている。

チンアナゴの全身の様子

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 11月11日の「チンアナゴの日」にちなみ行われる同展示。館内にはチンアナゴ111匹を展示するほか、謎が多いといわれるチンアナゴの生態に迫るパネルと動画の展示「チンアナゴアカデミー」を設ける。

 チンアナゴアカデミーに設けられた水槽は、砂の代わりに透明なゲルを使い、普段は砂で隠れた部分まで見られるような展示も。同館の飼育スタッフがチンアナゴ水槽に張り付いて撮影した動画では、チンアナゴの体の特徴のほか流れてくるエサを捕食する姿、排せつの様子、泳いで別の場所に穴を掘る姿を解説と共に紹介する。

 交流プラザにはチンアナゴは縄張り意識が強く、近くの個体を威嚇することにちなみ「チンアナゴの巣を狙うモンスターと戦う」という設定で、meleap(メリープ)が制作したARコンテンツ「HADO SHOOT(ハドーシュート)」が体験できるブースも設けた。修学旅行生やカップルらがヘッドセットとアームセンサーを付け、波動を出してモンスターを攻撃したり、アイテムを獲得したりした。

 同館広報チーム長の山本かおるさんは「HADO SHOOTはお子さんだけでなく、大人も子どもが一緒に楽しんでいただいている。『かわいい』だけでないチンアナゴの生態を知ってもらえたら」と話す。

 11月11日・12日は来館者にチンアナゴのお面を配布する「なりきりちんあなご」や下村実館長の解説とチンアナゴにエサをあげるツアー「ちんあなごってナンダ?」を行う。ツアーは1日2回。料金は1,000円。定員は各回11人。

 開館時間は10時~18時。チケットは、大人=2,050円、大学・高校生=1,550円、中学・小学生=1,000円、幼児=600円ほか。

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