京都市は10月31日より、京都市内にある「セブン-イレブン」全118店舗と「スターバックス コーヒー」全14店舗に「京都まちなか観光案内所」を開設した。
京都の観光客は昨年4,800万人を突破し、6年連続過去最高記録を更新。多くの観光地を見てまわるスタイルに加え、最近では訪れた観光地をじっくりと観光する需要も高まってきており、「観光客により快適な京都の旅を充実する受け入れ環境を充実し、界隈の観光を推進」するため、国内のみならず、海外からも多く訪れる京都の観光客に「誰にも分かりやすく、身近に、気軽に立ち寄れる」ことから、全国で店舗展開を行う「セブン‐イレブン」と、世界各地で店舗展開を図る「スターバックス コーヒー」を観光客との「接点」に選んだ。
サービス内容は、各店舗の店員による周辺観光地の案内や公共交通機関の利用案内、英字表記も記載した京都の観光マップや京都観光のパンフレット等を各店舗に常備し、無料配布するほか、市バスや地下鉄の路線図を閲覧用に設置する。
「京都まちなか観光案内所」の今後の展開は未定。京都市は「実際に行ってみて、起こるさまざまな問題点や課題を把握してから」と話している。