ジェイアール京都伊勢丹の20周年を記念したテーマソング「特別な日」のプロモーションビデオが9月20日、公開された。制作は京都出身の岸田繁さん率いるバンド「くるり」。
岸田さんは依頼を受け、同店のスタッフから働いていてうれしかったことやつらかったことをヒアリングして曲を制作した。同店営業統括部の渡邊政樹さんは「スタッフたちの思いを曲に込めてもらい感動した。これからもスタッフが笑顔で働く力になっていく」と話す。
「普通の毎日が輝くような 大きな階段を駆け上がる それはいつも いつまでも 変わらないあなたへのメッセージ」というフレーズが曲を締めくくる。岸田さんは「それぞれの日常という名の「特別な日」を演出するために、デパートのスタッフ達の笑顔と気持ちがあるのです。「一期一会」を大切に、たくさんの人々の日常こそが「特別な日」なのです。そんなスタッフ達の気持ちをひもといて、こんな曲を作ってみました」(原文ママ)とコメントを寄せている。
同曲のプロモーションビデオは同店1階から12階まで続くエスカレーターで同店のスタッフ300人以上が参加して撮影した。営業終了後の店内で何十回と撮り直しを繰り返したという。同部の久保早や香さんは「出演スタッフも、自分のパートで止められないと練習していた」と明かす。
ビデオはインターネットのほか、同日から2階の特設会場に設けられるくるりが主催する「京都音楽博覧会」を特集した展示で今月24日まで上映される。
営業時間は10時~20時。