ジェイアール京都伊勢丹(京都市下京区)で9月6日、「20周年祭」が始まった。
京都駅の建て替えに合わせて駅ビル内に1997年9月11日にオープンした同施設。同日行われた記念セレモニーで瀬良知也社長は「20周年を機に引き続き京都に根ざしつつ、世界に向けて発信していく『グローカルストア』を目指したい」と話した。
セレモニーには「今様(いまよう)色」のストールをまとった京都の女性クリエーター5人が登場。書家の川尾朋子さんがパフォーマンスを披露し、力強い筆さばきで「Kyoto World」と書き上げた。
2階と3階の特設会場には写真家の八木夕菜さんと陶芸家の河原尚子さんがコラボした豆皿(4,320円)や、「聖護院八ッ橋」の鈴鹿可奈子さんと「染司よしおか」の吉岡更紗さんがコラボした「生八ッ橋 こころい」(324円)などの展示・販売を行う。9月11日まで毎日、トークイベントや茶席を展開する。
3階には、暦に合わせた商品をそろえる「TEBACO(テバコ)」が期間限定オープンする。玉手箱をモチーフにした売り場には「桶屋近藤」のスピーカー(20万5,200円)や満月から下弦の月になる「デトックス」の時期に合わせた「カレルチャペック紅茶店」のハーブティー(594円)などが並ぶ。
当日は、京都出身のアーティスト「くるり」がテーマソングを制作したことや、ハトの折り紙展示数でギネス記録を目指す企画なども発表された。
開催時間は10時~20時。9月26日まで。