スイスの高級腕時計店「ウブロブティック京都」(京都市東山区祇園町南側)に9月5日、ジャマイカの陸上選手ウサイン・ボルトさんが登場し、子どもたちとチャリティーイベントに参加した。
同店のアンバサダー(大使)を務めるボルトさん。100メートル、200メートル、4×100メートルリレーで世界記録と、オリンピックと世界陸上で通算20個の金メダルの記録を持つ。引退後初来日で京都には初めてだという。
同店は、花見小路通に設けられた大丸京都店300周年の町家プロジェクトによりオープンする。
イベントでは、ボルトさんが子どもたちに「腕をできるだけ早く振って」と走りをレクチャー。5人の子どもが数メートルを走り、合計タイムをボルトさんの9.58秒切りを目指すチャリティーランに参加。結果は出なかったものの、同社CEOのリカルド・グアダルーペさんは笑顔で、町家保全活動に対して200万円の寄付を行った。最後に舞妓(まいこ)さんやグアダルーペさんも一緒に決めポーズを取り記念撮影を行った。
最後に行われたトークセッションでは左足の痛みは既に取れているとボルトさん。今後については「陸上に関わり続けるし、サッカーやチャリティー活動なども積極的にやりたい」と話していた。