京都水族館(京都市下京区観喜寺町)で3月11日、体験型プログラムが始まった。
今年開館5周年を記念して始まるプログラム。下村実館長が案内するツアーやイルカのプログラムの舞台裏を見学する「イルカに大接近」、大水槽の上のキャットウオークを歩けるツアー、オオサンショウウオやチンアナゴなどへの餌やり体験など8種類を新設する。
館長と一緒に館内を歩く土曜・日曜限定の「京都水族館裏側まるごとツアー」(ランチ付き、4,000円)では、内陸部に位置する同館ならではの人工海水の水処理機械室や、京都大学との共同研究が行われているイルカラボ(水中バックヤード)などをめぐる約2時間のコース。
「イルカに大接近」(土曜限定、3,000円)では、イルカパフォーマンスが始まる前の舞台裏を案内。給餌室でエサを用意する様子やスタッフが本番に向けて打ち合わせをする様子を紹介。パフォーマンス後には、ステージに上がってイルカに触れる体験も用意するほか、イルカと間近での記念撮影も行う。
大水槽のバックヤードやキャットウオークに上がれる「京の海大水槽探検ツアー」(日曜限定、3,000円)では、給餌やサメに触れる体験ができるほか、ダイバーのウエットスーツやボンベを背負っての記念撮影も行われる。
給餌体験ツアーでは、京都水族館のマスコット的な存在オオサンショウウオに餌を与えたり、チンアナゴやサメ、アザラシなどにも餌やりができる「スペシャル給餌体験ツアー」(土曜・日曜限定、3,000円)のほか、チンアナゴやサンゴ礁の生き物への給餌体験など気軽に楽しめるツアー(平日限定、500円)もある。
下村館長は「5周年を迎え、さまざまな体験プログラムを通じて、生き物とスタッフの仕事を間近で感じてもらい、魅力を伝えていきたい」と話す。
飼育スタッフによる平日限定のガイドツアー(1,000円)や、毎日開催するハンドメイドのアイテム作りのワークショップ、オットセイとの記念撮影もおこなう。
館長の館内ツアーのみ要事前申し込み。営業時間は10時~18時。入館料は、大人=2,050円、大学・高校生=1,550円、中小学生=1,000円ほか。