梅小路公園(京都市下京区観喜寺町)の東南側にある梅林が現在、見頃を迎えている。
京都市都市緑化協会が管理する梅小路公園の梅林には約140本の「八重寒紅」「冬至梅」「大盃」「寒紅梅」など14種類の梅が植えられている。これらの一部は下京区誕生120周年を記念して1999年に植樹されたものもあるという。
2月に入ると咲き始め、すでに満開の種類の木も。小高い場所にあるため、少し離れた大宮通からも梅林が見えると、地元の人の間で知られているスポットだという。
2月25日からは普段は立ち入りができない梅園の中の「梅こみち」を開放する「梅まつり」を開催。ぼんぼりや床机を設置して梅を間近で楽しめるようにする。初日は熱いお茶の進呈やぜんざい(100円)を販売し、3月5日は専門家が無料で梅の剪定方法を指導する講座も開く。
同協会広報担当の竹本美華さんは「梅林はこのシーズンが盛りで、見応えがあり香りも今、とても立っている。最終日の講座も剪定の時期や手入れの方法なども紹介するので、ぜひ参加してもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。入場無料。剪定講座は当日受け付ける。3月5日まで。