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京都マラソンゼッケン受け渡し 東京五輪見据えたボランティア育成研修も

海外のランナーに対応するボランティア

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 京都マラソンのゴールとなる「みやこめっせ」(京都市左京区)で2月17日、ゼッケン受け渡しが始まった。

ゼッケンの受け渡しブース

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 2012年に始まった同大会は今年で6年目。当日は約16000人のランナーが西京極総合運動公園からみやこめっせまでの42.195キロ走破に挑む。2015年に4時間切り、昨年さらに自己記録を更新したことで話題になったノーベル賞受賞者の山中伸弥教授も同大会に参加する。

 みやこめっせの「おこしやす広場」では現在、コースのミニチュアで給水などのポイント確認をする人、コース攻略講座に参加する人などでにぎわいを見せている。目標タイムを背景にした記念撮影のブースは行列ができる人気ぶりとなっている。

 同大会は、参加者の約1割を外国人が占める。大会では2020年の東京オリンピックなどの世界的なスポーツ大会の開催に向けてスポーツボランティア育成に取り組む「全国外大連合」と連携する。

 同連合が運営する「通訳ボランティア育成カリキュラム」の実地研修として参加している学生の姿も多く見られる。修了生は同連合が作るボランティア人材バンクに登録されるため、今後のスポーツイベントに活躍が期待される。

 京都外大1回生の吉田杏さんは「英語が使える場を求めて参加したが、思った以上に海外のランナーの方が多くて驚いた」と話す。神田外国語大学から参加した上野真琴さんは「土地勘が無いため説明に苦戦した」と話す。関西外大の浦崎千里さんは「京都マラソンのコースは、京都の名所を巡るので、それも楽しんでもらえたら」とランナーにエールを送る。

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