京都水族館(京都市下京区観喜寺町)で10月20日、今年生まれた雄と雌のオットセイの赤ちゃんの名前の発表セレモニーを開催する。
2頭のミナミアメリカオットセイの赤ちゃんは8月19日、母親と寄り添う姿や体重測定の様子などを見られる新設の「オットセイのゆりかご」で展示を開始。あどけないしぐさや表情が近くで見られると人気を集めている。
同園では展示と同時に2頭の名前の募集を呼び掛けていた。同館で生まれたオットセイの赤ちゃんの名前は「京都の遊び・祭り」をテーマにした名前が公募で決められており、これまでも雌2頭には「てまり」「はんな」、雄の赤ちゃんには「みこし」と名付けられている。
セレモニーでは、名前とその理由が発表されるほか、飼育スタッフからここまでの成長ぶりについても紹介する。セレモニーの後、赤ちゃんは母親と一緒に展示プールに移動し、先に生まれた子どもや、群の中に入っていく様子を披露する。
同館広報担当の津田ひかるさんは「先住のオットセイも一緒ににぎやかなセレモニーになる予定。どんな名前になったのか楽しみに見に来てほしい」と話す。
セレモニーは10時30分から、プールデビューは10時50分からを予定する。「オットセイのゆりかご」展示は10月19日まで。