2月21日に行われた京都マラソンの男女上位8名が決まった。時折風が強く、一時太陽が隠れ気温が下がるも、ランナーがゴールの平安神宮前へ続々とフィニッシュしている。
男子トップは、京都産業大学の上門大祐さんの2時間17分54秒。女子の1位は、東京都の松本久昌さんで2時間50分41秒。晴れやかな笑顔で、ゴールテープに飛び込んだ。
同大会は今年で5回目。今年は好天に恵まれ、スタート9時の気温は12度。11時には、気温は18.9度まで上がり、絶好のマラソン日和となった。
引き続き出場となる京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授も、昨年の記録を更新。自己ベストの3時間44分42秒のタイムでゴールした。
フィニッシュ後、山中教授は「風は強かったが暖かく、走るにはちょうど良い天気だった」と振り返る。スタート直後、両足の靴ひもがほどけるというアクシデントがあったそうだが、「動揺せずに落ち着いて靴ひもを結び直した。研究にも想定外の事態は付き物。マラソンから学ぶことは多い」と話した。