京都を流れる堀川、鴨川の遊歩道を、LEDなどのよるライトアップで彩るイベント「京の七夕」が8月1日より開催され、カップルや家族連れでにぎわっている。
堀川会場では堺小路通りから一条戻橋辺りまでの堀川遊歩道に、星空をLED照明で再現した「光の天の川」や、京友禅を堀川の水面に浮かべライトアップした「光の友禅流し」などの作品が見られる。地元の子どもによる灯籠や京都造形芸術大学学生の「堀川ねぶた」などの作品も並ぶ。
御池通から四条通までの鴨川遊歩道で開催する鴨川会場では、ウオータースクリーンに映像を投影する「ウオーターアートプロジェクション」が上映される。19時30分から21時30分まで、5分ほどの映像がリピート上映される。
同イベントに協賛する元離宮二条城では、東大手門から台所などの東側エリアの一部を夜間無料開放している。二の丸御殿ではプロジェクションマッピング、二の丸御殿台所前では京都の地酒や漬物などを販売する「京の名産品展」が開催されている。英勲で知られる齋藤酒造のブースでは、二条城会場限定の「純米大吟醸原酒720ミリリットル(2,160円)」や琳派400年を記念したラベルをあしらった「英勲美の小窓『金魚玉図』 720ミリリットル」(2,592円)、普段は直営店のみで取り扱う「酒粕(かす)ジェラート」(324円)などを販売する。21時30分閉門(最終入場は21時まで)。
ライトアップは両会場とも19時~21時30分。「京の七夕」は今月10日まで。