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京都水族館で青いアマガエル展示 「青いカエルの卵風スープ」も

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町)は現在、青いニホンアマガエル2匹を展示、併せて館内のカフェでは「カエルの卵」スープを提供している。

青いカエルの卵風スープ

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 ニホンアマガエルは通常、緑の個体がほとんどを占める。両生類が持つ黒と黄色と虹色の色素細胞のうち、黄色の細胞が欠損していることから、青い色になると考えられている。

 2匹は、1匹は2013年に丹波市で、もう1匹は2014年に亀岡市でそれぞれ見つかり同館に持ち込まれた。通常はバックヤードで飼育されており、5月末ごろから同館「交流コーナー」で展示を始めた。「京都の自然に住む生き物の多様性を感じていただければ」と同館広報担当の蔵敷明子さん。

 展示に合わせ6月11日から「青いカエルの卵風スープ」(400円)を「ハーベストカフェ」で提供している。タマネギとジャガイモを使った冷製ポタージュをクチナシ由来色素で青く着色したスープに、卵にそっくりの見た目のバジルシードを加えて食べる。「今朝、里山から採ってきました」とカフェスタッフもジョークを交えて提供してくれた。

 「SNSで紹介したところ『これはヤバイ』『攻めすぎ』と大きな反響があった。ほかでは見られない見た目の珍しさを楽しんでもらえたら。味はポタージュスープとしておいしかったですよ」と蔵敷さん。

 開館時間は10時~20時(入場は1時間前まで)。チケットは一般=2,050円、大学・高校生=1,550円、小・中学生=1,000円ほか。スープの提供とカエルの展示は6月30日まで。

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