ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)は現在、梅小路蒸気機関車館(下京区)で8月9日に挙式を行うカップルを募集している。
1972(昭和 47)年、国鉄が鉄道 100 年記念事業の一環として開設した同館。今年8月に閉館し、「京都鉄道博物館」として生まれ変わることが決まっている。リニューアルのための閉館を前に、新たな生活を始める新郎・新婦に喜んでもらおうと同ホテルが同館の協力を得て企画した。
当日は同館の蒸気機関車が展示されている国の重要文化財にも指定されている「扇形車庫」で挙式を行う。動態保存されているSL義経号から「祝福の汽笛」が2人に贈られるほか、オリジナルのヘッドマークを付けての記念撮影(SL義経号以外の車両)、記念の硬券(切符)を用意する。披露宴は同ホテルで行う。
「梅小路蒸気機関車館で挙式ができる最初で最後の機会。新たな博物館と同様、2人には新たなステージを歩んでいっていただきたい。挙式の予定がある鉄道ファンの方には検討してみては」と同ホテル営業部の白谷宏徳さん。
料金は210万円(招待客は50人まで、サービス料込み)。先着1組限定。