京都の個性派書店が本を持ち寄って作る「本屋」-24時間限定オープンへ

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 多目的スペース「フィールドラボ」(中京区蛸薬師通境町西入雁金町)で3月28日・29日、「いまどきのブックフェア」が行われる。主催はYUYBOOKS、ちのり文庫。

会場となるフィールドラボ

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 京都の書店が持ち寄った本を並べ、24時間限定の「書店」を開く同企画。「ホホホ座(旧ガケ書房)」「レティシア書房」「町家古本はんのき」の3店、「ヒトノホン」などの「いまどきの本屋」が本を持ち寄る。YUYブックスの小野友資さんが講師を務めた「いまどきの本屋の作り方」講座の受講生が選んだタイトルも加える。

 小野さんが言う「いまどきの本屋」とは、資金やスペースに限りがあるため、自分の得意なジャンルに絞って在庫を展開する本好きが運営する本屋のこと。「あれこれ持たないことがかえって強みになるのが面白い所」と小野さんはその魅力を説く。

 本屋では「腰が痛いとき」などユニークなテーマごとに棚を設け、書店の壁を超えてバラバラにして陳列を行う。「YUYブックス」と「ちのり文庫」は、営業時間内に常駐し、手がすいた時に棚の内容を変えていくという。

 小野さんは「真夜中に果たして人が来るだろうかとも思うが、どんな本屋ができあがるか今から楽しみ。一般的なジャンル分けを排し、身近なテーマの棚で本と『仲良しに』なってもらいたい」と期待を込める。

 開催時間は15時~翌日15時。

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