「悪縁切り」で知られる「菊野大明神」のほこらがある「法雲寺」(京都市中京区河原町通二条上る清水町、TEL 075-241-2331)では現在、寺に迷い込んだインコの飼い主を捜している。
迷いインコは17日、境内の木に止まっているところを伊藤萌未住職が発見。寺で猫を飼っているためすぐに保護した。その時にインコが飛ばないことが気になり、ケガをしているのか動物病院で確認。種類は「ボタンインコ」で、手乗りにするためか羽が切られていて飛ばなかっただけで、健康に問題はなかった。インコのくちばしは赤く、腹側は黄色で背は緑色。
寺では写真付きのチラシを作成。隣にマンションが2棟あるため、そこから迷い込んだのではないかと考え、近くのコンビニなどに掲示して情報提供を呼び掛けている。「かわいがって飼っていたようで、人には慣れていて怖がる様子は見られない。心当たりがある方の連絡を待っている」と伊藤住職。