医薬品を専門に扱う「布亀」(兵庫県西宮市)京都営業所(南区)の奥田芳巳さんが現在、配置薬の交換で行った先で、薬剤を使わずに効果的に蚊を退治する方法を紹介している。
奥田さんは、一般家庭やオフィスの担当で、配置薬の設置や、医薬品についての相談を受けている。主に京都市内や、周辺エリアを巡回している。
奥田さんが紹介しているのは2つにカットしたペットボトルを組み合わせ、湯、砂糖、イーストを入れ、二酸化炭素を発生させることで蚊を集めて逃がさないという「蚊とりボトル」。中京区など市街地の町家住宅などは、隣との距離が狭く敷地内にある雨水ますから蚊が発生して、悩んでいる家も多いという。
奥田さんは、配置薬の交換中に蚊を見かけると「もしかしたら蚊でお困りですか」と声をかけ「いい方法があるんですよ」と6月頃から方法を紹介するようになった。
「フェイスブックを通じて知ったが、身近なものばかりでできるので、役立てていただけるかなと思い紹介し始めた。蚊取り線香のにおいが気になる方などには好評で、『やってみようかな』と興味を持っていただける。本業とは全く関係ないのですが…」とはにかむ。「まだ実際に、試したという話は聞いていないが、どれくらい取れたのか知りたいですね」とも。