京都タワー(京都市下京区)で1月17日、センター試験を明日に控えた受験生を応援するライトアップイベントが行われた。イベントの主催はネスレ日本(兵庫県神戸市)。
同社では受験生の3人に1人が受験前に購入、5人に1人が試験会場に持参するなど「受験のお守り」として浸透したキットカットを通じ、2003年から受験生を応援するキャンペーンを展開。今年は全国の15大学と連携して「ネスレカフェ」(東京都渋谷区)で学食メニューの提供などを行ってきた。
当日は、桜の花びらをあしらった巨大パネルに、『体調に気をつけて』などのメッセージで受験生へのエールを書き込めるコーナーを設けたほか、「合格(ごうかく)」に掛けて、午後5時9分に京都タワーを「キット、サクラサクよ。」をテーマに桜色にライトアップした。会場には西日本の7大学のキャラクター、京都タワーの「たわわちゃん」、立命館大学の学生らが受験生に励ましのメッセージを送った。
イベントに参加した立命館大学4回生の竹中らららさんは「受験の時、先生や周りの人からの応援が力になった。友達同士でキットカットに『お互い頑張ろう』と書いて交換したのが懐かしい。明日、センター試験を受ける受験生は自分を信じて全力を出してほしい」とエールを送った。