昭和14年創業の老舗「御料理 めなみ」(京都市中京区木屋町三条上ル、TEL 075-231-1095)が7月9日、リニューアルオープンする。
同店は季節料理を提供する店として創業。その後、おばんざい入れた大鉢をカウンターに並べて提供した「元祖」(同店)で、以後おばんざい店として評判になった。今回のリニューアルは老朽化に伴うもので、店舗も少し拡張した。昔の雰囲気を残しつつ、2階は一部茶室風に改装。「使い勝手よく、明るくリニューアルされた」(同店)という。店舗面積は、1階と2階を合わせ約30坪、席数は50席。
メニューは、すべて天然物の「お造り」(1,300円~)、「生湯葉の春巻」(800円)、「賀茂なす田楽」(800円)、焼いた「万願寺青唐」(400円)や、小芋や湯葉を使ったおばんざいほか。また、ビール大瓶=600円、酒=400円(1合)など、アルコール類を「低価格」で提供、器は同店系列の「うつわ屋 めなみ」のものを使用する。
大学教員やその学生、陶芸家の方などの常連客も多く、中には何十年も同店に通っている客もいるという。営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=17時~23時。日曜定休。