「今年の漢字」の募集が11月1日から始まった。主催は日本漢字能力検定協会(京都市下京区烏丸通通松原下る五条烏丸町)。
2001年から始まり、今年で13年目となる同企画。その年の世相を表す漢字を募集し、一年間の出来事を清め、新年が明るい年になるよう奉納されている。昨年は、「金環日食が観測された」「東京スカイツリーの開業」「ロンドンオリンピックで史上最多の38個のメダルを獲得した」などの理由から2度目となる「金」が選ばれた。
応募はインターネットやはがきで受け付けるほか、京都市内の書店などに専用の応募箱を用意。中国の日本人会、台湾の「台北日本人学校」、ベトナムの「さくら日本語学校」など海外の3地域6か所にも設置される。海外での設置はこれが初。
「今年の漢字」の発表は、清水寺で「漢字の日」である12月12日に森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)により発表される予定。
応募期間は12月5日必着。